MZ-2000
MZと言えば、MZ-2000を挙げる人が多いくらい認知されている機体。後の機種のベースになり、互換性からMZ-2000モードが残されるほど長く愛された機種。
電磁制御のデッキは横開閉に変更され、筐体サイズも80Bよりも若干小さい。
デザインも未来感ありカッコイイ。シンプルにまとまったシブイ機種。
写真の機体はフルRAM実装のグラフィックボード(MZ-1R01)と16bitボード(MZ-1M01)を搭載している。
下段は電源ユニット、補助電源ユニット、メイン基板とその上にグラフィックボードが載っている。16bitボードはキーボード下に収納されている。
上部はモニタとデッキ。モニタ制御基板がモニタ側に付いたので、MZ-80Bに比べてデッキが取り出しやすくメンテナンス性が向上している。
16bitボードの位置関係。グラフィックボードの下にメインボードがあり、Z80CPUソケットに向かって寄生用ハーネスが伸びている。その上にサブCPUのZ80Aが載っているという奇抜な方法で実装されている。
16bitボードのCPUは 8088 5MHz。
16bitボード上には128KBのRAMが実装されている。その上にドーターボードとして載っている小さな基板は漢字ROMボード(MZ-1R08)
16bitボードが無い、ノーマル機の状態。
全部バラそうと思うと、ボンネット上部の取り外しが必要になる。コネクタ類を外しながら上下に切り離していく。先にモニタ+CMTユニットの構造を外してしまうのが扱いやすい。
MZ-80Bもそうだけど、この構造は非常にバラしにくい。
モニタが重いうえに、CMTユニットと一体なので、配線に気を付けないとあちこち引っ掛けることになる。
あと、ロングドライバー(プラス)必須。
電源ユニット
長期放置されたMZ-2000の電源は通電すると高い確率でヒューズが飛ぶ。20mm/2Aのヒューズが2カ所入っている。
周辺回路が故障してても容赦なくヒューズが飛ぶので、交換用ヒューズをいくつかストックしておいた方が吉。
よくある原因は、手前の4本の電解コンデンサのうち幾つかがショートしているパターン。写真に写っている大きな電解コンデンサ6本は交換推奨。
25V 2200uF × 2
35V 2200uF × 2
16V 3300uF
10V 4700uF
キーボードケーブルソケット
キーボードケーブルの挿抜は要注意。
このソケットはリボンケーブルの接点を引っ掛けて壊す可能性が非常に高い。無理にケーブルを引き抜くと高確率で後悔することになる。
抜く前に接点復活剤などを吹き付けて、ゆっくり動かしながらなじませて抜くと接点を壊さずに挿抜できる。
これ壊すと、ケーブル接点補修できないから困るのよ。
MZ-2200、700、1500でも同じようなケーブルが使われているので、良い子は約束を守ろう。
CMTユニット
電磁制御でほぼ自動制御できる、MZと言えばこのインテリジェンスなCMT。
このユニットはMZ-80Bの物とは違うもので、以後、MZではこの2000のCMTユニットが使われていく。
MZ-2200の専用CMT MZ-1T02 と MZ-2500 のCMTユニットも同じものが使われている。(固定用の部品が加えられたり、モーターが変わったりしてるが)
このCMTユニット特有の持病があって、不具合の原因も共通している。
ベルトのび/切れ
アイドラーギア割れ
アイドラーギアシャフト抜け
ピンチローラー溶け
ピンチローラーハウジング割れ
などなど。
MZ-2000 基板を愛でる
ここでは、16bitボードと共に紹介する。MZ-2000メイン基板(上)と16bitボード(下)メイン基板の上にグラフィックボードが載る。
CPU周りのすべてのボード。左下がグラフィックボード。このグラフィックボードは他の場面でも使用されることになる出番の多いボードだったりする。
















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