SHARP MZ-80B-JunkQ yard

MZ-80B

電磁制御のテープデッキを持つ機体。質実剛健な佇まい。
エンブレムは金属製。80Kに比べてしっかりデザインされている感がある。筐体は上部がプラ素材に置き換わっている。写真は80B2。

80K系はキーボード側からボンネット方式で開くが、80Bはモニタとデッキ部分が後ろから前に開くお辞儀スタイル。

ディスプレイとデッキ部分の構造はとにかくややこしい作りになっている。メンテナンスしにくさはシリーズいち。シャフトの長いドライバーは必須。
慣れると、制御基板類を外さずにデッキだけ取り出すことが可能。

デッキメカ部分も構造が複雑でメンテナンス泣かせ。ベルトは3本。
電磁制御デッキの面倒くささは、少しの調整でもすべて外して繋ぎなおして確認しないといけない点。取り出してテープの走行状態だけを見たいとかできない。
できればもうメンテしたくない、と思うくらい修行。

なんだかんだ言っても動くと嬉しい。
この後、英語版MZ-80BとMZ-2000化ボードを積んだ80Bをメンテした。1台やればまあ慣れるもんだ。

80Kと違って、複数枚の基板で構成される。
メインボード、グラフィックボード、メモリボード、デッキ制御基板。